正面でみると、端の方がグリニッシュブルー、中央がパープルになっているコーネルピン。
タンザニア産と聞いています。
多色性が強く、ケース内でルースを傾けると、グリーン系とパープル系の多色性が楽しめます。

パープルの軸をなるべく正面に、盤面が広めのプリンセスカットにカットしてもらいました。
ブルー系、パープル系のコーネルピンはクロムが含まれているといわれており、インクルージョンを含みやすい傾向にあります。

そのため、こちらのルースにも拡大写真では、わずかにインクルージョンが確認できます。

しかし、それほど目立たず、目ではかなり凝視しないとわかりません。
光をあてながら、白い砂のようなインクルージョンを光らせるのも楽しいです。

正面がパープルに見えるコーネルピンはややウィンドウが強いものが多いと思います。
このルースもセンターに四つ葉のクローバーのような小さなウィンドウがあります。
ウィンドウ自体はジュエリー枠に乗せると、少し目立ちにくくなります。

サイズ：2.8mm
※サイズ・カラット数は手元の計測機の数値となっており、鑑別に出した場合、数値が異なる場合がございます。