ペアシェイプの中央がオレンジ系、その他は可愛い桃色ピンクのペツォッタイト。
マダガスカル産と聞いています。

正面はあまりわかりませんが、ルースを傾けると、パープルピンクとピンクオレンジの多色性が。

ペツォッタイトはもともと、レアストーンで産出量が少ない宝石。
昔はアクアマリンやエメラルドに代表されるベリルと思われていた歴史もあります。実は別の鉱物で、2003年に新鉱物として認定されています。

そんな新鉱物ですが、産出国のマダガスカルでも新しい産出はほぼなく、
最近は入荷も困難となっております。

10枚ルーペで見ると、テーブル面下にチューブ状や白っぽいインクルージョンがあります。
白いインクルージョンは眼での確認はできますが、そこまで目立つものではないかと思います。
カット品質の原石が非常に少ないことを考えると、しっかりとキラキラ光り、宝石質のペツォッタイトと呼んで差し支えないレベルです。

わずかにウィンドウはありますが、ジュエリー枠に乗せるとほとんど目立ちません。
実はベリルより硬い硬度7.5-8.0！ジュエリー加工にも問題ない硬度があります。

柔らかな桃色がキュートな一石。
お探しの方はぜひ！

サイズ:4.38x2.76mm
※サイズ・カラット数は手元の計測機の数値となっており、鑑別に出した場合、数値が異なる場合がございます。
※ペツォッタイトは一般的にエメラルドと同じく含侵処理がされています