グレイッシュブルーとグリニッシュブルーが混ざったような色のサファーリン。
クッションカットで盤面が少し広く、光が当たると奥から美しいグリニッシュブルーの輝きが。
マダガスカル産と聞いています。

サファーリンは昔サファイアに混ざって産出していた宝石。
最初は混同されていたため、サファイアのような名前が付けられました。

多色性が強く、斜め45度に傾けると淡いイエローグレイッシュブルーとネオングリニッシュブルーに色が変わります。

10倍ルーペで見ると、白っぽいインクルージョンがいくつか見えますが、目での確認は困難で、輝きを阻害している印象はありません。

また、キュレットに小さなチップがありますが、裏側から見ても目立たないレベルです。
表側からはもちろん確認困難。
ウィンドウもなく、強く輝きます。

硬度も7.5と比較的丈夫。
割れやすさもあまりないため、実はジュエリー加工にもおすすめです。
画像は、キュレットが中心にあるラウンドカットやクッションカット、オーバルカットだとバランスよく作成できる『原石リング』に乗せて撮影しています。

サイズ：2.61x2.57mm

※サイズ・カラット数は手元の計測機の数値となっており、鑑別に出した場合、数値が異なる場合がございます。