サンタマリアアクアマリンのような美しいブルーのユークレースです。
コロンビア産と聞いています。

■容易に割れる？！
「ユークレース」という名前は「容易に割れる」という意味の言葉から付けられています。
そのせいもあって、非常に弱い宝石という印象がありますが、硬度もそこまで低くなく現地では意外と気されておらず、普通にカットされているそうです。

とはいえ、インクルージョンや傷の多い宝石なので、ルースにカットされるものは希少。
産地によって色も違うので、集めてみるのも楽しいかもしれません。
カラーレス～黄色～グリーン～ブルーまで幅広い色があります。

■珍しいノンオイル
コロンビアといえば、有名なエメラルドの産地です。
そのためか、ユークレースも通常はオイル含侵処理が行われるそう。
こちらは、含侵処理による美しさの改善が行われていない希少なノンオイルユークレースです。

■サンタマリアアクアマリンのようなブルー
コロンビア産で多いのはブルーグリーンのユークレース。
こちらはグリーンみのほとんど感じられないブルーのユークレースです。
パライバトルマリンのようなネオン感はありませんが、とても美しい色です。

■比較的綺麗なノンオイル
オイル処理を施されていない時点で、ある程度のクリーンさがわかります。
10倍ルーペで確認すると、線のようなインクルージョンが揺れていますが、肉眼で見たときに輝きを大きく損なうレベルではありません。

ノンオイル×ブルー、そしてルースが少ないユークレースという3つの要素が詰まった、レアストーン。
お探しの方はぜひ。

サイズ：3.83ｘ2.75mm

※GIA鑑別書（ノンオイル表記）付き